VAIO505エクストリーム

PCG-X505/P

風呂に入る時以外は、常に自分の隣りにノートパソコンがある。
携帯と同じくらい、あるいはそれ以上にノートパソコンと接する生活を続けてきた。
長年VAIOノートを使っているけれども、今まで使っていたVAIOはCDドライブが内蔵されていたりしたので、持ち歩くにはさすがに重かった。
でも、ノートパソコンは肌身はなさず持っていたいので、しかたなく、手にマメを作りながらいつも重いPCを持ち歩いていた。
そんな時、セリに教えられて、新しく登場したVAIOを見に行った。一目ぼれ。「オレが求めていたのは、このVAIOだったんだよ!」と叫びだしたい衝動にかられた。
あまりに薄さを追求したがため、有線LANポートも無線LANも内蔵していない。そこが不便といえば不便なのだけれど、この軽さの前ではそんなもの、気にしない。ハードディスクも20GBしかないけれど、目をつぶって許す。
キータッチは意外に悪くない。CPUファンをつけずに、パソコンの筐体そのものを放熱板にしてしまうという思い切った発想で、音はまったくの無音。軽さにとことんまでこだわったSONYらしいパソコン。スペック的には、最新の機種と比べると見劣りするけれども、普段ハイスペックを必要とするような作業をしていないので、そんなものは別にどうでもいい。
この、限界までの軽さを追求したVAIOは、自分のために生まれてきたのだと思う。